相模原-道志道-山中湖-御殿場-相模原
R16-R413-R138-R246-R16とつないで160km余り。
以前から走りたかったルートだ。
R413通称道志道は一部を除いてほとんどが登りだが途中2箇所、月夜野バス停から大渡キャンプ場までと道志「道の駅」から山伏峠までが特にきつい。
山中湖から籠坂峠、100km超えてからの松田から渋沢、秦野から善波トンネルと次々に登りが出てくる。
走行時間10時間25分のロングランになった。
装備をしてまずは津久井湖を目指して走り始める。
津久井湖畔。
413号線を上り始めて間もなく。
前回は雪と氷に覆われていた場所だ。
今回も昨日の雨が所々凍っている。
このあたりまではまだ晴れていて遠景が美しい。
眼下には道志川の流れ。
月夜野、両国橋から道志川を見下ろす。
ここから大渡まで急勾配の曲がりくねった道を登る。
この後もしばらくの間登り下りを繰り返して道志に入る。
道志村は月夜野から山伏峠までの413号線の主要な部分のほぼ全域を占めるが道志の町の中心部は大渡の先から道の駅「どうし」までの比較的ゆるやかな勾配の道路沿いに広がっている。
その入り口近くにある旅館「道志館」。
「道志村地図(PDF)」
旅館「日野出屋」の薪ストーブの煙突からたなびく煙。
下の籠で薪を家の中に取り込むようになっている。
道の駅手前にある曙橋の景観。(拡大可)
美しい風景が続く。
道の駅で一息入れた後いよいよ山伏峠への15km近い登りだ。
その間平らな部分は一箇所も無く先へ行くほど傾斜がきつくなる。
息も絶え絶えだが一度も足を付かずに走った。
途中、工事で一車線規制が入る。
幸い停められなかったが対向車が待っているのでスタンディングのダッシュをさせられた。
死んだ。
山伏峠。(拡大可)
この日は晴れて暖かくなるという予報だった。
しかし413号線に入ってから時折日が差すものの曇りがちで肌寒い。
山伏峠の手前からとうとう小雪が舞い始めた。
山中湖が凍っているという話を聞いたのは年明け早々だった。
数年おきに凍る冬があるらしいので1度見てみたいと思った。
半信半疑で湖を覗くと見事に凍っていた。
山中湖に来たら1食は必ず此処で食べることにしている。
「三楽園」で公魚のフライ定食。
籠坂峠に上がる交差点のすぐ脇にある。
安堵して携帯から投稿をする。
腹ごしらえを終え山中湖を後にした。
籠坂峠までの登りよりその先御殿場への下りが凍結していないか心配だった。
結果的に濡れて飛ばせないものの凍結は極一部だけであった。
籠坂峠。
御殿場を目指して今度はひたすら下り続ける。
濡れた路面、一部凍った路肩に47km程しか出せず…もったいないダウンヒルだった。
御殿場で246号線に入る頃既に日が傾いていた。
松田までの27kmには自転車が走れない程危険な箇所がある。
残り60余km、闇の中を走り続ける。
松田から渋沢までの登りを無難に登りきり秦野を過ぎる頃に足の筋肉に乳酸蓄積特有の痛みを感じ始めた。
画像もいくつか撮ったが暗くて画質が悪いので未掲載にする。
明日の仕事に備えて時速15km程で流しながら家に戻ったのは22:00近かった。
8:30に走り始めてから13時間半かかったことになる。
実走時間は10:25:20とサイコンに記録されていた。
246号線から山中湖方向を望む。
165.46km。
by signB | 2006-02-02 22:54 | 道志道